江戸時代の重要な妖怪絵巻をオールカラーで一挙大公開。

「推理はしないんです。彼は」。知人・大河内の奇妙な言葉にひかれて神保町の薔薇十字探偵社を訪れた「僕」。気がつけば依頼人の自分まで関口、益田、今川、伊佐間同様“名探偵”榎木津礼二郎の“下僕”となっていた…。京極堂をも巻き込んで展開するハチャメチャな妖怪三篇「鳴釜」「瓶長」「山颪」を収録。

出版社/著者からの内容紹介 凄い！京極小説。 あの「夏」の衝撃が甦る。未体験の京極ワールド。 白樺湖畔に聳える洋館「鳥の城」は、主の5度目の婚礼を控えていた。過去の花嫁は何者かの手によって悉く初夜に命を奪われているという。花嫁を守るよう依頼された探偵・榎木津礼二郎は、小説家・関口巽と館を訪れる。ただ困惑する小説家をよそに、館の住人達の前で探偵は叫んだ。――おお、そこに人殺しがいる。 内容（「BOOK」データベースより） 白樺湖畔に聳える洋館「鳥の城」は、主の五度目の婚礼を控えていた。過去の花嫁は何者かの手によって悉く初夜に命を奪われているという。花嫁を守るように依頼された探偵・榎木津礼二郎は、小説家・関口巽と館を訪れる。ただ困惑する小説家をよそに、館の住人達の前で探偵は叫んだ。―おお、そこに人殺しがいる。

京極節の真骨頂、シリーズ第五弾。；人が生きて行くには痛みが伴う。そして、人の数だけ痛みがあり、傷むところも、傷み方もそれぞれちがう……様々に生きづらさを背負う人間たちの業を、林蔵があざやかな仕掛けで解き放つ。

各界の「怪しいものには一家言ある」御仁たち１５人と語りに語った、京極夏彦初の対談集。

調査も捜査も推理もしない、天下無敵の薔薇十字探偵、榎木津礼二郎。過去の事件がきっかけで榎木津の“下僕”となった「僕」は、そのせいで別の事件にも巻き込まれてしまう。探偵を陥れようと、張り巡らされた罠。それに対し、榎木津の破天荒な振る舞いが炸烈する!「五徳猫」「雲外鏡」「面霊気」の三篇を収録。

渡り終えるまで喋ってはいけない。なにかを聞くだけで、決して答えてはいけない。そこは、死者の声が聞こえる魔所だった……。生と死の狭間を、細やかな筆致と巧みな構成で描き上げ、京極小説の先にある、もうひとつの「核心」に迫る短篇小説集。怪談専門誌『幽』の連載に書き下ろしを加えた全８篇を収録。「幽かな物語」を描いた『幽談』に連なるシリーズ第二弾。

嘘吐きが語る、青春知らずの小学生生活！ 怪獣やドリフが人気だった昭和のあのころ。オヤジ臭く小太りな少年・内本健吾を中心に、甘酸っぱい初恋も美しい思い出もないが楽しくないわけでもない「普通」の日々を送る小学生たちを描く７編。

面庞异常巨大而丑陋的孩子，身体发出恶臭、行为异常的老人，一扇可以获得永远幸福的房门，挤满了祖先的佛龛，重复做男友讨厌之事的女子，一栋已过去的讨厌之事在反复重演的房子……离奇诡谲、违背常理的怪事迭出。坠入疯狂世界的主人公，在焦躁的厌烦感中不断挣扎，最终纷纷从各自人生道路上消失了。 讨厌的事情，终归是有的。而最最讨厌的事，已经在你的身上发生了。 鬼才作家京极夏彦打开魔盒，嫌恶、厌倦、抗拒、不满……在生活上空盘旋、聚散

「人の心ほど深く昏いものはない」 京極夏彦が紡ぐ究極の謎(ミステリー)――。 死んだ女のことを教えてくれないか――。 無礼な男が突然現われ、私に尋ねる。 私は一体、彼女の何を知っていたというのだろう。 問いかけられた言葉に、暴かれる嘘、晒け出される業、浮かび上がる剥き出しの真実……。 人は何のために生きるのか。 この世に不思議なことなど何もない。 ただ一つあるとすれば、それは――

「我告訴你，我最愛妖怪了！ 就算幾萬個字裡面混入妖跟怪二字， 我也能一眼就看出來！」 妖怪痴多多良勝五郎， 走遍天涯海角的爆笑放浪之旅。──《今昔續百鬼──雲》 我最尊敬的老師多多良勝五郎 是個行事既不瞻前也不顧後，莽撞無比的妖怪痴。 只要聽到妖怪二字，再詭異的地方也喜孜孜地衝去一探究竟。 但是為什麼總會有怪事在等著我們呢…… 【登場人物】 多多良勝五郎： 在野妖怪、民俗傳承研究家。 是京極堂為數眾多的妖怪同好之一。外表矮小肥胖，常被說長得很像日本《文藝春秋》創辦人菊池寬。總是散盡家產地雲遊四方，調查各種妖怪傳說。脖子上老掛著兩台寶貴的照相機，猶如黑洞的背包裡一定會帶上鳥山石燕的妖怪畫集。個性魯莽、衝動，毫無社會常識，聽到「妖怪」二字便雙眼發亮，就算事情和自己無關，也硬要湊上一腳。和同為妖怪痴的友人．沼上蓮次四處尋訪時，不知道為什麼總會碰上怪事，最後則會莫名其妙地看穿真相。 沼上蓮次 表面上是以印刷工為生的在野妖怪、民俗傳承研究家， 實際上是《百鬼夜行》系列中少數的常識人，老是被多多良耍得團團轉。 【名家推薦】 「小生在讀這部作品時，有如參加了為妖怪賭上性命的民間學者那嚴肅萬分、精彩絕倫的研討會現場，幸福極了。同時我也從不斷揭露的解謎瞭解到日本文化中從未有人談論的真髓。書中提到的日本文化，不僅是根植於古代神靈信仰的部分，甚至探討到妖怪再也不可怕、成了玩笑和逗趣題材的江戶文化，以及明治以後的民俗學中妖怪研究的各種問題點。」──荒俣宏（小說家．妖怪評論者） 【內容介紹】 〈岸涯小僧－多多良老師行狀記①〉 正當在山中迷途的多多良和沼上快要遇難時， 傳來了有人落水的掙扎聲，沒想到那人嘴裡居然接著冒出了「河童……」 聽到這句話，妖怪痴豈有不前往一探究竟的道理？ 沒想到一看竟是一具慘不忍睹的屍體？！ 〈泥田坊－多多良老師行狀記②〉 到諏訪一帶進行田野調查的兩人，再度陷入大雪中遇難的慘況。好不容易抵達可以求救的小村莊時，卻目睹了一個黑色影子以令人毛骨悚然的聲音喊著「還我田……」 〈手之目－多多良老師行狀記③〉 解決泥田坊事件後，兩人和卻在途中再次遭遇大雪，不得已投宿在霧積的小村莊。不知為何村中的男性個個行跡詭異，好像在進行某種秘密行動。向來喜歡湊熱鬧的多多良硬是要湊上一腳，意外揭露村中的某個大秘密…… 〈古庫裏婆－多多良老師行狀記④〉 在東京的衛生展覽會上，兩人碰上了多年不見的老友。沒想到老友親戚珍藏的某座即身佛遭人詐騙帶走，對即身佛愈聽愈感興趣的兩人決定一起前往東北出羽。不料卻在那裡遭遇了前所未有的生命危險……