和《Akira》大友克洋、《東京愛情故事》柴門文一同掀起日本八〇年代漫畫新浪潮 漫畫家們愛的漫畫家　高野文子 遊走於虛實物我之間 深度刻劃日常人心的視覺文學經典 ──京都惠文社書店一乘寺店 二十餘年鎮店推薦作者 ──手塚治虫文化賞、日本漫畫家協會賞等大獎得主 ──「我不知道還有哪本漫畫能像這樣，有邏輯地將對日常的緬懷及恐怖表現到這種程度。」－－夏目房之介（日本漫畫評論家、手塚治虫文化賞特別賞得主） 出道已三十餘年的高野文子， 可說是「慢工出細活」的代表， 創作生涯至今只發表過七本單行本作品。 但她以電影般的分鏡、細膩生動的筆觸及富文學性的敘事風格， 創造了獨特的漫畫語法， 出產量雖少，卻也同樣奪得數座重要獎項， 和大友克洋、柴門文等人同為引領日本漫畫新浪潮的作家之一， 在日本漫畫界佔有重要地位， 每有新作推出必定引起媒體及讀者熱烈關注， 甚至有不少學界、藝文界人士特別針對其作品撰文分析討論。 本書《巴士四點見》可說是她創作生涯的代表作， 共收錄了〈美麗的小鎮〉、〈臥病在床的朋子〉、〈巴士四點見〉、〈我認識的那個女孩〉、〈東京可樂波古〉、〈奧村先生的茄子〉共六部短篇，創作期間橫跨七年，從夫妻、人際關係、臥病在床的小女孩等日常題材，再寫到小精靈、外星人等抽象奇幻故事，深刻的人物心理描寫，超現實的天開異想，搭配電影運鏡般的構圖、意識流的敘事手法及淡雅的筆觸，想像力及表現力令人屏息，篇篇餘韻無窮，值得反覆咀嚼尋味。 【讀後感動推薦】 川貝母（插畫家） 王春子（插畫家） 肆一（知名作家） 簡嫚書（演員） 由於獨特的分鏡視角，彷彿離漫畫角色很近，默默靠在一旁窺視著他們的生活。細柔平常的故事，因為特殊的構圖而產生變化，代替的可能是角色的情緒，與文字未說明的寓意。一種很安靜，卻能在內心輕輕搖晃的好作品。──川貝母（插畫家） 高野文子的畫風線條簡潔，人物表情生動，日常刻劃的非常細膩，內斂含蓄中帶有幽默，甚至是無厘頭的荒謬。像吞了顆古怪口味的軟糖，甜甜的卻又獨特令人驚奇，反覆咀嚼回韻十足。有著優雅的舊日本氛圍，卻又不失調皮少女心。──王春子（插畫家） 一不小心就一口氣看完高野文子老師的《巴士四點見》，老師的想像力實在是太驚人啦！對生活中人事物的觀察又是那麼地細膩。閱讀時，心中會散發出一種不可思議的平靜感，並伴隨著一陣涼風。此時若能來瓶冰啤酒，絕對能將生活中的煩惱一掃而空。──簡嫚書（演員）

安全カミソリ一枚をにぎり、自殺を図ろうとする男とアドバイスを加える男…。鋭い風刺とユーモアの効いた表題作ほか、短編多数収録。

寡作ながら時代のはやりすたりに流されない漫画を描き続ける、高野文子の4冊目の短編集。モダンで柔軟な絵柄と、ユーモラスかつ静謐（せいひつ）な描写と、高度で緻密な演出。これらが絶妙なバランスで同居する彼女の漫画の中には、さまざまな驚きと発見が隠されている。 たとえばロジェ・マルタン・デュ・ガール著『チボー家の人々』を題材にした表題作は、読書の醍醐味そのものを再発見させてくれる。主人公の女学生は、流れていく日々の生活の中で『チボー家の人々』をゆっくりと読破する。極端に言えばただそれだけの物語。しかし、だからこそ『黄色い本』には、本を読む習慣のある人間にとってたまらない感動が詰まっている。いい本に出合い、その世界の中に没入して読みふけり、ある種のせつなさと共に読み終える。この一連の流れの中で抱く読者の複雑な気持ちが、さりげないあの手この手によって見事に再現されてゆく様の、なんとみずみずしく美しいことか。 ほかに収録されているのは、縁の不思議を絶妙に描く2つの短編と、オリジナルとは視点を切り替えて描かれた冬野さほの短編漫画のカバー。どの内容も、一度読んだだけではとても味わいきれないほど奥が深い。よく理解できない箇所があっても、描写を手がかりに想像を駆使しつつ読み込めば、見えてくるものがある。そして、ああ、そうだったのか！と一度感動したら、また何度もじっくり読み返したくなる好循環。まさに一生ものの1冊。（横山雅啓） 出版社/著者からの内容紹介 漫画の深さ、面白さを教えてくれた。 ロング・セラー。長く愛される作品を描き続けてきた名手による4つの掌編。 小説の主人公に自分を重ね、図書館で借りた本を読みふける少女。名作「チボー家の人々」を題材に採った表題作のほか、3編を収録。会社の片隅で繰り広げられる、恋か？セクハラか？本人たちにもわからない小さな騒動「マヨネーズ」、ボランティアが派遣先で起こすスリリングなすれ違い「二の二の六」など、バラエティー豊かに人生の真実と上澄みをすくい取る、たぐいまれなる作品集。ユーモアとクールな距離感が織りなす絶妙なバランス、名手による4編の物語をお楽しみください。